訪問リハビリマッサージの症例(ケース)

ケース6

80代女性、腰椎の圧迫骨折、パーキンソン病

圧迫骨折に注意しながら(コルセット着用)マッサージと運動療法を6か月行いました。

現在は平均棒の中で捕まりながら歩けるようになりました。

パーキンソン病があるので歩行が難しいのですが、下半身の運動療法をいまも継続中

アメリカの研究で大腿四頭筋を強化することでパーキンソン病の進行を遅らすことが出来るとの報告があります。

 

ケース5

90代男性、加齢による廃用症候群

寝返りが出来ない状態、仙骨に褥瘡あり

週3回6か月、マッサージと運動療法を行いました。

現在、寝返りもでき、ベッドに座った状態から4足歩行器でお家の中を歩けるようになりました。

 

ケース4

90歳女性脳梗塞による片麻痺の患者様

みなさんこんにちは、三津です。

訪問リハビリマッサージでお伺いしている方のお話をさせていただきます。

90歳のおばあちゃんなのですが、2度の脳梗塞による左片麻痺になってしまい、

2年が経過していました。

この度、お声をいただきまして、週2回、マッサージと促通反復療法(川平法)を

2ヶ月ほどさせていただいております。 最初お伺いした時は左の腕、足ともに

自分の意志では動かすことが出来ず、足に関しては緊張が強く

少し反応がある感じでした。

マッサージで緊張をとり、促通反復療法を腕、特に足の股関節、膝関節、

足首を曲げることを中心に行いました。

現在、自分の意志で股関節の屈曲、膝の屈曲、足首を曲げることもできるように

なってきました。

目標は自立歩行です。

90歳でも、あきらめなければ、回復が見込めるというのがこの施術の良さです。

娘さんもご本人も大変喜んでいただけています。

これからも、こうした方々のお役にたてるように頑張って参ります!

 

 

ケース3

70代の女性で脳梗塞を発症後6か月から、自宅療養で右片麻痺

訪問リハビリマッサージでお伺いしました。

 

右上肢は弛緩性麻痺で反応は少し

右下肢は硬直が強く、足首の反応はなし

歩行はゆっくりと足を棒の状態で数歩でした。

週4回、10か月間、マッサージと川平法(促通反復療法)を行いました。

上肢

・指→握る反応があるのみ

・肘→屈曲のみ反応

・前腕→回内、回外反応が薄い

・肩→前方にかすかに反応あり

下肢

・股関節→屈曲はかすかに反応あり

・膝関節→反応なし

・足首→反応なし

10か月後

上肢

・指→人差し指と中指の伸展の反応が出てきました。

・肘→屈曲、伸展がはっきり意識的に出来るようになりました。

・前腕→回内、回外の反応が出て、回内の方が強く出ています。

・肩→前方拳上20度まで

下肢

・股関節→屈曲、伸展が意識的にしっかり出来るようになる。

・膝関節→屈曲がかすかに反応、伸展はしっかりと反応

・足首→内反するもしっかり上げることが出来るようになる

かなり歩行も出来るようになり、ご家族の引っ越しもあり、10か月で当院の訪問リハビリマッサージで卒業となりました。

 

 

ケース2

40代の男性で脳梗塞を発症し病院へ6か月入院、その後自宅での療養、左片麻痺

重度に近い中等度の左片麻痺がある方に週4日、訪問リハビリマッサージでお伺いしました。

左上肢の反応はほぼ無く弛緩している状態でした。

左下肢も痙縮が強く、反応は遅れて少しある程度

6か月、週4日マッサージ川平法(促通反復療法)を行いました。

現在は、

・指  こちらは握る反応があるのみでした。

・前腕回内、回外→回内、回内、回外の反応が出るようになってきました。

・肘 屈曲の反応は極めて弱かったのですが、現在は直角まで上がるようになりました。

伸展はしっかりと反応するようになりました。屈曲、伸展を意識的にできるようになりました。

座位で自力でサイドにある手を膝の上に持っていくことができるようになりました。

・肩 かすかに三角筋への反応を感じたので促通、誘導して、反応が良くなり20度まで上がる

ようになりました。

下肢

・股関節の屈曲、伸展の区別ができなかったのですが、促通、誘導したことで

スムーズに屈曲、伸展ができるようになりました。

・膝関節、座位になり、促通、誘導したことで、屈曲、伸展ができるようになりました。

・おじぎ運動をすることで前方への体重移動を習得し、そこから1,2,3のリズムで

座位からの起立ができるようになりました。

・歩行、ベッドの柵を使って股関節と臀部への促通を加えながらの歩行訓練をはじめは3点歩行で行い、6か月目には2点歩行へとできるようになりました。

6か月である程度、動くことができるようになり、施設への入所ができるようになりました。

これにより、今後は施設において作業療法などを受けADLの向上を計っていくことになります。

これにより当院の訪問リハビリマッサージを卒業となりました。

 

ケース1

80代の女性で7年前に脳梗塞を発症して右片麻痺

中等度の右片麻痺がある方に週3日、訪問リハビリマッサージでお伺いしております。

指がまっすぐ伸びなく、くの字までしかいきませんでした。

肩も前に30度程度上がる程度でした。

3か月、マッサージ川平法(促通反復療法)を行いました。

現在は、

・指  30度屈曲位→伸展位(まっすぐ)

・前腕回内、回外→回内、回外がスムーズになりました。

・肘 屈曲、肩が上がり補助が必要でした→肩も上がらず屈曲がスムーズになりました。

・肩 前に30度まで→前に90度まで上がるようになりました。

仰向けで頭頂部が触れるようになりました。

・母指 外転、掌側外転できない→外転、掌側外転ができるようになりました。

指はまっすぐ伸ばせるようになり、大きく開いてボールをつかめるようになってきました。

座位で自分の鼻が触れるようになりました。

このように発症から7年経過しても、川平法(促通反復療法)をすることで

個人差はありますが、動きが出てくる可能性があるということが確認できました。

このペースでさらに多くの動きの出現を促せるようにして行きたいと思います。